FINAL

　ついにこの日がやって参りました。陳腐な言い回しですが、長かったような、短かったような１年間。 （１年もやってたのか……（今更））　１年もの間、深森がレビューを途中で止めずに書き続ける事ができるなどと、誰が想像したでしょう！（笑）　これもひとえに読者のみなさまのお陰でございます。本当にありがとうございました。m(_ _)m
　よせばいいのにノリと勢いではじめてしまった戯れ言すぺしゃる。その間に転勤あり、仕事の修羅場あり、単に深森のテンションが落ちたこともあり。特に最近、8月-9月は明らかにテンション落ちてましたね。深森自身も、このまま頓挫してしまうかと思いましたが、『更新楽しみにしています』という、読者の皆様の愛の鞭（笑）で続けることができた次第です。
　…と、そんな風でも、最終回はビデオにお任せ、でなく、ちゃんと早起きしてリアルタイムで観たというあたり。なんだかんだ言いながら、やはり好きなのでしょうね。私。セラムンが。本当に。

　それでは、戯れ言すぺしゃる最終回です。

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(- -;)　肝心のエンディミオンが死んでしまって、やる気喪失のベリルさま。
　　睨み合うベリルとプリンセスに、改めて気がついたこと。
　　『セーラームーン』って、世界征服を企む組織と戦う正義の戦士の話じゃなくて。
　　一人の男を巡る、前世と今生にまたがる女同士の仁義なき闘いだったのね！

『プリンセス。何故お前は、妾から何もかも奪おうとするのだ。前世の昔から。
エンディミオンも、富も権力も --- そして今度は、クインメタリアまで。』
（by クイン・ベリル）

(^ ^)　そしてプリンセスが動き始め。
　　うさぎへの想いが四守護神一強い、亜美ちゃんが静かに燃えるのですね。
　　亜美ちゃんの扱いが近ごろ粗末だったのはここが見せ場だから？
　　んなことないと思うけど（汗）………でも前にもこんなことあったような。

『止めなきゃ。　うさぎちゃんを止めなきゃ。　うさぎちゃんと戦っても。　　
私、戦えるよ。本当は、うさぎちゃんが一番星を滅ぼしたくない筈だから。
だから --- 戦う。』
（by 亜美ちゃん）

(- -;)　そして、守護神たちの行く手を阻む…妖魔？（汗）一瞬月影のナイトかと（え）
　　エンドロールによると、『月の従者』だって……。
　　あんなのが湧いて出るなんて、ますますメタリアと一緒じゃん（汗）
　　妖魔のカラーリングが黒じゃなくて白なだけで。

(- -;)　武器として具現化する、惑星の守護力。
(@@)　はっ!　何故レイちゃんだけタンバリンが二つ!?　　とか思ったら。
　　美奈子の形見じゃん!　なんか凄まじくラブラブっぽいんですけど。
　　生きてていちゃいちゃするよりよっぽどラブラブです。究極のプラトニック？
　　これで美奈レイのカップリングは公式設定に！（笑）

(- -;)　…しかし、四守護神（三人だけど）が得物をもって戦うって、やっぱり違和感が。
　　画としては、格好いいんですけどね。

(^ ^)　ＤＫの終焉。ベリル様の、最後まで気高い女王様っぷりは見事です。
　　私に若さと時間と気力があれば、ベリル様本とか作りたいな……（笑）

『もうよい。女王様遊びは終わりだ。』
（by クイン・ベリル）

(^ ^)　そして、忠犬ジェダイト。　……いえ。主君に仕える者の美学ですな。
　　でも、これって、小さなお友達にわかるのかなぁ……。

『私は、ベリル様を主と決めております。絶対にお側を離れません。』
『…………お前は、愚か者だな。』
『はっ。』

(- -)　『……止められない。』（by レイ）
　　　『前世が繰り返されるのか。』（by まこと）
　　　『うさぎちゃん、その向こうに大切な人たちがいっぱい居るんだよ。』（by 亜美）
　　　……今更こんなことを言うのも何ですが。
　　　美奈子が前世の妄執に囚われ、
　　　まことが、そしてレイちゃんでさえも前世を強烈に意識していたのに対して。
　　　亜美ちゃんは完全に、今だけを見て、今を生きている人だったんですねぇ。
　　　だから出番が少なかったのか……。（違）

(- -;)　滅びた世界のイメージは砂漠なのですね………。　ってか。鳥取砂丘？（え）

(- -;)　そして、滅びた世界をリセット。
　　……星を滅ぼした、って遠回しに言ってるけど。要は人類皆殺しにしたのよね。
　　それをリセットできちゃうって、子ども向け番組としていいことなのかなぁ。
　　いや、原作がそういう話なんだから、そこを突っ込んだらお終いなんだけど。

(- -;)　この３０分の、前半はあんなにステキだったのに。
　　後半今ひとつすっきりしないのはなんででしょう……。
　　モヤっとボール36個くらい？
　　それはきっと、うさぎが世界を滅ぼした（=四守護神もろとも人類皆殺し）ってのに、
　　衛が生身で登場して、ぎゅ〜したりお手手つないでらぶらぶしたりして、
　　更に左手の薬指に指輪まで貰って、ちゅーまでしちゃったりしてるから！
　　そういえば、アニメの最終回では我慢してましたね。
　　『みんな死んじゃったのに、私だけキスなんてできない』って。

(- -;)　そして、唐突にみんな転生。
　　一瞬、一人欠けてるのはうさぎかしらとか思わせる辺りは上手いんだけど。
　　そんな細かいところに凝られても今更……（汗）
　　美奈子も復活してるし。
　　C'est La Vieが新曲でバンバン流れてるってことは、出会う前の頃に戻ったって事？
　　これ、小さいお友達にわかるのかな……。単に『生き返ってよかったねー』って感じ？

(- -;)　何か忘れてる、って。
　　で、走り出すんだけどみんなどこを目指してるの。
　　なんで出逢えるのよ。打ち合わせもなしで。別に思い出の場所とかでもないし。
　　で、どっから湧いて出てきたのよ、うさぎ（笑）
　　……と、子どもっぽく身も蓋もないツッコミをしてみました（汗）

(- -)　きっと、『滅びたのはうさぎではなくプリンセス』ってことなんでしょうけど。
　　やっと、前世の妄執から解き放たれて、成仏（？）できる、という。

『------ やっと、前世が終わる。』
（by プリンセス・セレニティ）

(^ ^)　という後半の、唯一の救いは四天王でしょうか。微笑ましい……。
　　クンツァイトが臣下らしいことを言ってるのがすごく可笑しいけど（笑）
　　ネフは熱血だし。しかも未だに棒読み…。
　　「おのれー！」とか「きさまー！」とか「不味い！」とかは上手に言えてたのにね（笑）

(- -;)　そしてエンディング。本編では殆どなかった、『仲睦まじい五人』。
　　やっぱり小松、化粧が濃いよ（笑）　そのメイクやめなさいって。今更だけど。

(- -;)　エンドロールの背景の、小窓にみんなのそれぞれの名場面。
　　うさぎ、ルナとの出会いとか。美奈子、うさぎとプチデートとか。
　　……で、まこちゃんの名場面はカメの着ぐるみなのね………。

(- -;)　

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　終わりましたね。
　やっぱりセラムンってすごい作品ですね。色んな意味で。
　実写版の放送開始当初、怪情報に一喜一憂したことも、今ではいい思い出です（笑） 同人作家的Viewでいうと、新たにセラムンにはまったとか、焼けぼっくいに火がついた、なんていう方も結構いらっしゃったようで、ジャンルの活性化にはつながったようですね。オンリーイベントも目に見えて増えましたし。特に、美奈レイ人口の増加は特筆に値するかと……（笑）

　最後は一寸辛口になってしまいましたが、今日までおつき合いありがとうございました。Bitter & Sweet は、今後も細々と活動を続けていくつもりでおります。戯れ言すぺしゃるは今回を持ちまして終了ですが、今後とも当サイト、当サークルをご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

9月27日
深森　薫

おまけ

　教室の黒板、桜田先生の後ろに書かれていた、
　　　『始めよければ半分よし
　　　　　終わりよければ全てよし』
って。この番組のことなのかしら…………？

(UP : 09/27/04)　　9月トップへ