キャラクター表の見方
当サイトに掲載されているキャラクター表は、「ソード・ワールドTRPG」を基本に少し簡略化したものを使用しております。
冒険者レベル
そのキャラの持っている冒険者「技能」のレベルのうち一番値の高いものが、すなわち冒険者レベルとなります。
能力値
そのキャラの、各種の能力の高さを数値で表したものです。ソード・ワールドではこの値をサイコロ2個を振って出た値の2回分の合計で決定します。従って、人間としての最小値・最大値は4〜24で、14が平均値です。
器用度……武器で攻撃した時の命中率に関係します。
敏捷度……武器での攻撃を受けた時の回避率に関係します。
知力 ……知識による判定や、魔力の強さに関係します。
筋力 ……武器・防具の重さ制限や、武器攻撃で相手に与えるダメージに関係します。
生命力……いわゆるHPです。毒や病気に対する耐性にも関係します。
精神力……いわゆるMPです。魔法攻撃に対する耐性にも関係します。
実際に行動の成否を判断する際は、この値をそのまま使うのではなく、それぞれの数値を6で割った商(端数切り捨て)が用いられます。これを、各能力値の「ボーナス」といいます。
(例)マーキュリーの知力・筋力のボーナスをそれぞれ計算すると、
知力=24 24÷6=4
筋力= 7 7÷6=1(端数切り捨て)
というわけで、彼女の知力ボーナスは4、筋力ボーナスは1となります。
技能(冒険者技能・一般技能)
技能の中には、冒険に関係する技能(冒険者技能)と、一般市民の持つ技能(一般技能)とがあります。技能レベルは、10を越えることはまずありません。5〜6レベルならばかなりの実力者です。一人の人間が複数の技能を修得することも可能です。
ファイター(戦士)………武器戦闘を専門とします。
シーフ(盗賊)……………鍵開け、罠感知、罠解除、アクロバットなどができます。
また、力より技の一撃必殺の戦闘スタイルを持ちます。
プリースト(神官)………神聖魔法の使い手です。
ソーサラー(魔術師)……古代語魔法の使い手です。
セージ(賢者)……………知識人です。
シャーマン(精霊使い)…精霊魔法の使い手です。
バード(吟遊詩人)………各地の神話伝承に通じた詩人であり、歌い手でもあります。
呪歌(じゅか)と呼ばれる、魔法の力を持った歌を歌えます。
レンジャー(野伏)………野外活動のスペシャリストです。
信仰
この世界には、様々な神が存在しますが、その中でも特に力を持ち、多くの信者をもつ六柱の神々を『六大神』といいます。
ファリス……秩序と法の守り手です。
人々が秩序に乗っ取った行動をし、世界に普遍の『正義』を実現することを理想と
します。
マイリー……戦争と勝利の守護神です。
卑怯な行為や臆病な振る舞いを否定し、正義のための戦いのみを肯定しています。
ラーダ………英知と知識を司ります。
知的な生き方を教え、全てのものが賢明であれば世界は上手くいく、というのが教
義です。
チャ・ザ……幸運と商業の神です。
人と人との会話や交流を通じて幸福は実現される、というのが教義です。
他者に不幸をもたらす行為、閉鎖的な考え方、盗みなどを禁じています。
マーファ……大地母神、つまり自然と農業の女神であり、結婚の守護神でもあります。
自然であれ、という言葉でその教義は表されます。人間が人間として自然であるべ
き状態を理想としており、農耕や猟を奨励しています。自衛のための闘いは認めて
いますが、それ以外のいかなる戦いも否定しています。
ファラリス…破壊と混沌を司る邪神です。
個人に内在する全ての欲望を認め、自己の存在を高めるためならばいかなる手段を
とろうともそれを肯定します。破壊や殺戮も、自分のためになることならばしても
構わない、というのがその教義です。
魔法語
魔法には呪文の詠唱が必要ですが、そのための言語が魔法語です。魔法語にはいくつかの種類があります。また、魔法の種類によって術者の装備や行動規範にいくらかの制約がかかります。
ハイ・エンシェント(上位古代語)…古代魔法王国で開発研究された魔法語です。これによって
術者は魔力の源(マナ)を直接物質から引き出して用います。
古代語魔法は複雑な身振りを必要とする為、鎧はクロース又はソフト・
レザーに限られます。また、精神集中を助ける「発動体」(杖・指輪等)
が必要です。
ホーリー・プレイ(神聖語)………厚い信仰心を持った神官が、神と交信するための言葉です。
そうして神の力を借りることにより、神官は様々な奇蹟を行うことができ
ます。神の力を用いるに当たっての制約は特にありませんが、神の意志か
ら大きく離れた目的のために魔法を用いようとしても、全く働かないこと
は大いにありえます。
サイレント・スピリット(精霊語)…精霊と交信し、その力を引き出すための言葉です。
精霊は金属を嫌うので、術者は金属の鎧を身に着けていてはいけません
し、術を使う際に複雑な手の動きが必要となるので、片手が自由に使える
状態になくてはなりません。また、その場にいない精霊の力を使うことは
できません。
魔力
魔力は、(それぞれの魔法に関係する技能レベル)+(知力ボーナス)の値です。
呪歌の基準値
呪歌とは、上位古代語(魔術師の用いる、魔力を持った言葉です)で歌われる、魔法の力を持った歌です。呪歌の「基準値」とは、いわゆる「魔力」の強さのようなもので、(バード技能レベル)+(精神力ボーナス)で計算します。
装備
武器や鎧は、各人の筋力の値を超える重さのものを持つことはできません。できないこともありませんが、動きが極端に鈍くなります。鎧に関しては、防御力=必要筋力です。
ただし、盗賊は、盗賊としての能力をフルに活用(アクロバット、忍び足など)するためには武器や防具の重さを自分の筋力の半分以下に抑える必要があります。
武器を持って戦うには、ファイター(戦士)技能かシーフ(盗賊)技能が必要です。弓矢などの飛び道具ならばレンジャー技能でも可ですが。従って、マーズやマーキュリーは武器を振り回して戦闘することはできません。
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