21世紀最初の2月、当ホームページはおかげさまでめでたく5000hitを達成いたしました。そのお約束のキリ番リクエスト小説、5000番目のお客様である鷹戸ちあきさんのご要望にお応えし、書き下ろしいたしました。うだうだしている間にすでにカウンターの方は次のキリ番7777に到達してしまい、あわやキリリク借金生活(笑)になるところでしたが、なんとかこれで1本クリアです。ほっ。鷹戸さんのリクエスト、第一希望は「かっこいいジュピター」だったのですが、どぉーぉうしてもお話を思いつかなくて(笑)第二希望の「先代ジュピター」のお話に逃げてしまいました。
この「先代ジュピター」については、お読みいただく前に少々・・・というよりかなり(笑)説明が必要かと存じますので。
「先代ジュピター」というキャラクターは、深森のオリジナルキャラであります。文字通り、茶髪ポニーテールのおなじみのジュピターの前に、木星守護神の称号を戴いていた人で。
こんな感じの人です。(キャラデザイン・飛鳥圭さま)→
黒髪に、黒い瞳。色気とニヒルさを漂わせる、不良大人。例えば、女王が目の前に現れても、畏まるどころかソファーに寝そべったまま「なんか用ですか、女王」って面倒くさそうに言っちゃう、みたいな。強いて言えば、ウラヌスを10倍パワーアップしたような人です。
それで、マーキュリーちゃんとラブラブファイヤー!(謎・笑)という。
……そして、そのマーキュリーちゃんですが。
←なんと!長髪なんですね〜(キャラデザイン・鷹戸ちあき様)
性格も現在の彼女よりもっと素直なお子様です。
……ちなみに、マーキュリーを長髪にすると、ある人にそっくりになる、(by飛鳥圭さま)という説も(笑)
今回のキリ番リクエストでは、その「らぶらぶふぁいやー」な所しか書いてませんが、今後の展開はというと、先代ジュピターは間もなく妖魔討伐で戦死してしまいます。それを機に髪を切り、性格も変わって寡黙な人になるマーキュリー。そこへおなじみの茶髪ポニーテールのあの人が現れて、「木星守護神」の称号を襲名するわけですが・・・。
そもそもは、マーキュリーが現ジュピターと恋に落ちる(死語?《笑》)までの重厚長大な前フリとして考えたお話であり、キャラクターだったのです。マーキュリーちゃんに、『どうして木星の守護神はいつも死に急いで・・・私を独りにしようとするの!』という台詞を泣きながら言わせたかった。それだけ(笑)・・・だったのですが、お友達の飛鳥圭さんと鷹戸ちあきさんにちょろっと話したら、二人とも目をキラキラさせて食いついて来るんだもの。ニヒルな先代様に(笑)
・・・・・・というわけで、の「先代ジュピターのお話」リクエストなわけであります。
オリジナルキャラが闊歩する独断と偏見の世界。しかも、そこはかとなく漂う他作品の香り(ちなみに白×白《笑》。分かる人だけ分かって下さい、ええ)。いったい何人の方が賛同して下さるのでしょう。皆様のお気に召せば・・・というか、お気に障らなければ(弱気)幸いです。
↑ FAXイラスト:飛鳥圭さま♪
追伸:このお話はまだまだ序章でありまして・・・
そのうち、続きを書き足していきたいと考えています。ブーイングが来なければ(やっぱり弱気)。